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プロスト「サインツ登用はルノーにとって必要な“リスク”だった」

ルノーF1チームの特別アドバイザーを務めるアラン・プロストが、今季カルロス・サインツがフルタイムドライバーとしてチームに加わったことが大きなプラスになっていると語った。

レッドブルとの契約下にあるサインツは、2017年のF1第17戦アメリカGPからレンタル移籍という形でルノーに加わっており、2018年は全21レースをルノーで走ることになっている。

ルノーとサインツの間に結ばれている現在の契約は2018年の1年だけとなっているが、ルノーでは有望な若手F1ドライバーとして評価も高いサインツを2019年もキープしたいと考えているようだとうわさされている。

■サインツには1年でルノーを離れる“リスク”も

レッドブルではダニエル・リカルドの契約が今季で切れることになっており、リカルドはメルセデスあるいはフェラーリへの移籍チャンスを狙っていると考えられている。

そしてもしリカルドが抜けることになれば、レッドブルがサインツを呼び戻してレッドブルに昇格させる可能性が高くなるのは事実だろう。

もしそうなれば、ルノーとしてはまた別のドライバーを探してニコ・ヒュルケンベルグのチームメートに据える必要が出てくるわけだ。

■そうしたリスクを負うことも必要だとプロスト

現役時代には4度F1チャンピオンとなった実績を持つプロストは、それでもルノーにとって今年サインツを登用したのは意味のあることだと考えている。

「我々もサインツを使うことがリスクにもなりうることは分かっていたよ。だがチームを前進させるためにはこの手のリスクを負うことが重要なんだ」

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』にそう語ったプロストは次のように付け加えた。

「いい決断だったよ。チームにとってもニコ(ヒュルケンベルグ)にとってもね。それによって彼(ヒュルケンベルグ)のレベルがさらにどれほど向上したか見てとれるはずだよ」

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ヒュルケンベルグ「フェルスタッペンのクラッシュ原因説明は“奇妙”」

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が行ったクラッシュ原因の説明は「奇妙」でありにわかには信じがたいと語った。

先週末に行われた今季のF1第2戦バーレーンGPでは、予選Q1でフェルスタッペンがマシンコントロールを失ってバリアにクラッシュするというアクシデントが発生した。

そのクラッシュの原因について、フェルスタッペンはレッドブルが搭載するルノーPU(パワーユニット)が突然150馬力もの余分な出力を発生したためだったと語っていた。

■フェルスタッペンの説明に納得できないヒュルケンベルグ

だが、ルノーのワークスチームに所属するヒュルケンベルグは『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、そのフェルスタッペンのコメントは腑に落ちないと次のように語った。

「まず、僕はその150馬力がいったいどこから来たのかを聞きたいね」

「彼にもパーティー・モードがあるのかな?」

「僕はそういう経験をしたことはこれまでに一度もないよ。僕から見れば奇妙な話だと言いたくなるね」

■フェルスタッペンがうそを言うはずはないと先輩ドライバーたち

だが、フェルスタッペンの先輩にあたるオランダ人元F1ドライバーのヤン・ラマースは『Algemeen Dagblad(アルゲメン・ダグブラッド)』に次のように語っている。

「めったにないことだけど、可能性はあるよ」

さらにもうひとりのオランダ人元F1ドライバーであるクリスチャン・アルバースもフェルスタッペンがうそを言っているわけではないと考えている。

「フェルスタッペンはでたらめな話をでっちあげるようなタイプじゃないよ。そんなことをすれば自分がおかしな人間に見えるだけだしね」

そう語ったアルバースは次のように付け加えた。

「僕自身もクルマに乗っていて奇妙なことを経験したことがあるよ。今はすべてが電子制御だということを思い出して欲しい。スロットルにケーブルはついていないんだからね」

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ヒュルケンベルグ「3強チームとの差はさらに広がっている」 ルノーのライバルは?

ニコ・ヒュルケンベルグが、ルノーが3強チームに追いつくためにはやるべきことがまだ山のようにあると語った。

2018年シーズンもメルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームがほかのチームからは頭ひとつ抜け出た形となっている。事実、今年のF1開幕戦オーストラリアGP予選ではクラッシュを喫したバルテリ・ボッタス(メルセデス)を除けばこの3強チームのドライバーたちが順当にトップ5の位置をキープしていた。

タイトルや優勝はこの3強チームによって争われることになるのは確実だが、もうひとつの興味は中団グループ内での順位争いだろう。

メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた開幕戦オーストラリアGP予選では、ハースの2台が3強チームに続く位置につき、それにルノーの2台が続く展開となっていた。

オーストラリアGP予選で8番手となり、ダニエル・リカルド(レッドブル)のグリッド降格によって7番グリッドからスタートしたヒュルケンベルグは決勝も結局7位で終えている。

■トップ3との差は予想以上に大きい

ヒュルケンベルグは、3強チームとの差を縮めていくのはかなり困難だろうと次のように語った。

「僕らの上にいる連中との差はこれまで以上に大きかったよ」

「冬の間に差を縮めたいと思っていたんだけれど、逆にもっと開いてしまったように見える。それはいいニュースではないね。僕たちにはやるべきことがまだたくさんあるよ」

中団グループに属しているチームがトップチームたちに比べて足りないのはどの部分だと思うかと尋ねられたヒュルケンベルグは、「僕の意見だけど、すべてだよ」と答え、次のように付け加えた。

「いろんな細かいことまですべてが重要なんだ。部分的にはエンジンの問題や空力の問題もあるだろう。だけどそれに加えてシャシーや動力学的なもの、メカニカルなもの、その他にもいろんなことが重要になってくるのさ」

■ルノーはもっと改善できる

そう語ったヒュルケンベルグだが、ルノーにとってはいいニュースもあったと考えている。

「僕たちにはこれから取り組んでいくためのいい基盤がある」

そう語ったヒュルケンベルグは、現時点での直近のライバルであるハースやマクラーレンに言及しながら次のように付け加えた。

「グロージャン(ハース)とマグヌッセン(ハース)がいなくなるまでは、僕たちは彼らやマクラーレンと同じようなペースで走ることができていた。今シーズンのスタート時点では、僕たちはいいクルマを手にすることができているよ」

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サインツ「ヒュルケンベルグが僕を意識するのは分かっていた」

ルノーのカルロス・サインツが、最近自分のボスであるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が行ったコメントには「全然驚かなかった」と語った。

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■サインツ加入がヒュルケンベルグの刺激になったとアビテブール

数日前、ルノーF1プロジェクトを率いるアビテブールはF1公式シーズン前テストが行われているバルセロナにおいて、昨シーズン終盤にジョリオン・パーマーに代わってサインツを新たなチームメートに迎えたことがニコ・ヒュルケンベルグにいい意味でのプレッシャーを与えたようだと語っていた。

アビテブールは、パーマーのときにはチームメートのことをほとんど気にしていなかったヒュルケンベルグが、サインツの走りを見て彼がどういう状態で走っていたのかなど、かなり気にしていたというエピソードを紹介したのだ。

■それは当然だと自信をちらつかせたサインツ

そのアビテブールのコメントについての質問を受けたサインツは、母国スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に次のように語った。

「そのことが僕のやる気につながるかって?」

「チームメートが常に自分の隣にいるドライバーの様子を見ていることはすでに僕だって分かっていたよ」

「だから、僕が最初のレースであまり彼と差のない走りを見せたことでニコも間違いなくそれが気になるだろうと思っていたんだ」

そう語った23歳のサインツは次のように付け加えた。

「だから、僕は全然驚かなかった。シリルがああ言ったのは普通のことだと思っているよ」

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サインツ「ルノーの年間4基PU投入作戦に賛成」

ルノーが今季グリッド降格ペナルティー覚悟で年間4基のPU(パワーユニット)を投入する計画を立てているようだと報じられたが、今季ルノーのフルタイムドライバーを務めるカルロス・サインツがその判断を支持すると語った。

昨年まではドライバー1人あたり年間を通じて4基のPUを使用することが認められていた。だが、今年は昨年よりも1レース多い全21レースで争われることになるものの、使用できるPU数は3基までとなる。そして、これを超える数のPUを投入した場合はそのレースで大きなグリッド降格を受けることになるわけだ。

■年間4基のPU投入を示唆するルノー

だが、伝えられるところによればルノーではシーズン終盤にグリッド降格ペナルティーを受ける覚悟で最初から4基を投入する方針を立てているという。その方がPUのパフォーマンス開発をより推進することが可能となるためだ。

ルノーのF1プロジェクトを率いるマネジングディレクターのシリル・アビテブールも、その戦略で行った方がルノーPUを使うドライバーやチームにとってのメリットが大きいはずだと主張している。

■ルノーにとってはその方が有利だとサインツ

レッドブル所属ドライバーながら今季はレンタル移籍によりルノーで走ることになっているサインツもその方がいいと考えているようだ。

サインツはフィンランドのテレビ局『MTV』に次のように語った。

「僕たちはF1タイトルを狙っていくわけじゃないから、たくさんのエンジンを使いたいだけ使うことができるよ」

「それぞれのエンジンが以前のものよりも改善されていなければだめだけれどね。僕たちのプロジェクトはまだ開発途上にある。だからより多くのエンジンを使えば、それだけ前進できるはずさ」

■今年のルノーは大きく進歩しているとヒュルケンベルグ

確かに、ルノーが2018年のF1タイトルをとる可能性は小さいだろう。だが、チームは3強チームと呼ばれるメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの次に位置するランキング4位となることを今季の目標としている。

サインツのチームメートであり、ルノーでの2シーズン目を迎えるニコ・ヒュルケンベルグは次のように語った。

「3強チームにはまだ追いつくことはできない。だけど、彼らのすぐ後ろには行きたいと思っているよ」

「(クルマの)ボディーは去年とあまり大きく違っているようには見えないかもしれないけれど、カバーの下には新しいものがたくさん隠されているんだ。ちょっとした技やさらに洗練されたエンジニアリング作業によるものがね」

「僕たちもうまく前進できているよ」とヒュルケンベルグは付け加えている。

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2018年F1情報 カルロス・サインツJr. シリル・アビテブール ニコ・ヒュルケンベルグ ニュース ルノーF1 F1

ヒュルケンベルグを“不安”にさせたサインツ

ルノーF1チームを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が、昨年のF1第17戦アメリカGPからチームに加わったカルロス・サインツが、ニコ・ヒュルケンベルグにとって非常にいい刺激となっていると語った。

フォース・インディアからルノーに移籍したヒュルケンベルグは、ルノーで2年目のF1シーズンを迎えるジョリオン・パーマーと組んで2017年シーズンをスタートさせていた。

だが、結果が出せなかったパーマーは第16戦日本GPを最後にシートを喪失。そのシートに座ることになったのがそれまでトロロッソで走っていたサインツだった。レッドブルの契約下にあるサインツはレンタル移籍という形でシーズンが残り4戦となったところでルノーにやってきたのだった。

アビテブールはそのときのことを思い起こしながら母国フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。

「ひとつ私が思い出すのは、カルロスをクルマに乗せたときのことだ」

「そのとき私はニコがこういう言葉を口にしたのを始めて聞いたよ。“もう1台のクルマ燃料の状況は? 彼はどのタイヤを使っているんだい? 彼はどのパワーモードで走っているんだい?”とね」

「あのとき初めて、彼はもう1台のことを気にしたんだ」

そう述べたアビテブールは次のように付け加えた。

「それによって彼の目が覚めたということではないよ。なぜなら彼は決して眠ってしまうような競技者じゃないからね。だが、彼は心配になったんだ。そして私はそのことが彼をさらに優れたドライバーへと導くのだと思っている」

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2017年F1情報 ニキ・ラウダ ニコ・ヒュルケンベルグ ニュース ヘルムート・マルコ マウリツィオ・アリバベーネ マックス・フェルスタッペン ロス・ブラウン F1

「グリッドガールを廃止する理由はない」とF1チーム首脳たち

数名のF1チーム首脳が、F1レースの花である“グリッドガール”を廃止する理由などないとの考えを示した。

■ロス・ブラウンがグリッドガール廃止を示唆

近年、レースサーキットにおけるグリッドガールは女性差別を象徴するものだという声もあり、実際WEC(世界耐久選手権)などではグリッドガールを廃止している。

最近、F1のモータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンが、F1でもこのグリッドガールについては今後廃止を前提として検討していく必要があると語ったことで、またこの問題がF1の世界でもちょっとした話題となっている。

F1現役ドライバーたちの中にはグリッドガール廃止反対派が多いと伝えられており、先週にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が「グリッドガールはいるべきだよ」と主張し、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)も「グリッドから宝石のように目を引く存在がなくなったら悲しいよ」と語ったと報じられていた。

■グリッドガールはF1に不可欠な存在

そして今週に入ってから、数名のF1チーム首脳がやはりグリッドガールは存続させるべきだとの考えを示している。

まず、フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネは次のように語った。

「グリッドガールはもう何年にもわたってF1にとって不可欠なものとなっている。ロス・ブラウンにはもっと気を配るべき複雑で重要な課題が別にあるはずだと思うよ」

また、メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダもザルツブルグの『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように語った。

「女性解放はまったく正しいことだよ。それに、実際のところ、すでに女性たちは我々(男性)を追い抜こうとしているところだ」

「だが、どうして女性がグリッドに立つことはもう許されないって言うんだい?」

■ほかにもっと心配すべきことがあるはず

さらに、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、グリッドガール廃止案に関して次のように語った。

「そんなこと想像もできないね」

「アメリカではどんな試合でも開始前、中間、終了後にチアリーダーたちが姿を見せるじゃないか。なぜF1ではこういうことをしてはいけないのか、私にはその理由が分からないよ」

そう語ったマルコは、次のように締めくくっている。

「我々にはほかに心配すべきことがあると思うよ」

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「グリッドガール廃止反対!」とF1ドライバーたち

F1ドライバーの中には、現在決勝前のグリッドを華やかに彩っているグリッドガールが消えるのはさびしいと感じている者が多いようだ。

これまでモータースポーツの世界では美女が各ドライバーのカーナンバーが入ったプラカードを掲げ、グリッドに花を添えるのがおなじみとなっている。

ところが、そのグリッドガールは女性差別を助長するものだとして廃止すべきだという声が近年高まってきている。

現にWEC(世界耐久選手権)ではグリッドガールを廃止しており、F1でも女性差別と言われるのであれば男性を登場させれば問題ないだろうと“グリッドボーイ”を登場させるという試みを行ったこともある。

このグリッドガール問題について、F1モータースポーツ責任者を務めるロス・ブラウンが、「しっかりと再考すべきだ」と語ったことが報じられている。

ブラウンはイギリスの『BBC』に次のように語った。

「伝統を尊重すべきだという人が大勢いるものの、そうしたことは今の時代にそぐわないと考えている人たちもいる。それゆえ、我々はその問題に取り組んでいるよ」

だが、ドライバーたちはブラウンとは違う考えを抱いているようだ。

20歳のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ドイツの『Bild(ビルト)』に次のように主張した。

「グリッドガールは続けるべきだよ」

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグも同意見だ。

「もしグリッドで宝石のように目を引く存在がなくなるとしたら残念だね」

そう語った30歳のドイツ人ドライバーは2018年のF1マシンに設置されることが決まっているコックピット保護装置「ヘイロー」に言及しながら、次のように付け加えた。

「そのかわりに、来年は何が登場するのかな? ヘイロー? おやおや」

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ヒュルケンベルグ「ルノーにとってサインツは重要なドライバー」

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが、カルロス・サインツをチームメートに迎えることができてうれしく思っていると主張した。

■シーズン途中にドライバー交代劇があったルノー

昨年までフォース・インディアに在籍していたヒュルケンベルグは今年からルノーに移籍し、このチームで2年目のF1シーズンを迎えていたジョリオン・パーマーとチームを組んだ。

ヒュルケンベルグは予選・決勝ともにパーマーを圧倒。パーマーは第16戦日本GP限りでお役御免となり、第17戦アメリカGP以降はサインツにシートを譲ることになった。

サインツはレッドブル所属ドライバーであり、2015年にジュニアチームのトロロッソでF1デビューを飾り、今年で3年目のF1シーズンを迎えていた。

トップチームであるレッドブルはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンという不動のラインアップが形成されており、サインツが近い将来昇格できる可能性は小さい。そのため、将来へ向けてのキャリアアップを望むサインツをレッドブルがレンタル移籍という形でルノーへの移籍を認めたものだ。

そしてそれが実現した背景には、マクラーレンがホンダと決別しルノーと契約したこと、さらにトロロッソがルノーと手を切り来季からホンダPU(パワーユニット)を搭載することになるといった一連の複雑な交渉がからんでいると言われている。

■ルノーでの初年度には満足できたとヒュルケンベルグ

そうした出来事はあったものの、ルノーで迎えた初めてのシーズンを終えたヒュルケンベルグは、大きなレギュレーション変更が行われ、昨年よりもスピードが大きく増したF1マシンで戦った今年は全体的に満足できるシーズンだったと母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語った。

「ドライビングに関しては、ここまでのシーズンの中では最高だったよ。ドライバーとして、いままでこれほどよかったことはなかったよ。速いクルマの方が僕には合うね」

「僕は限界の走りができるし、それが楽しくもあるんだ。タイヤもかなりよくなったよ。すべてが正しい方向に進んだね」

だが、最初からサインツをチームメートとして臨むことになる2018年シーズンはヒュルケンベルグにとってもかなり大変になるのではないかと見ている者もいる。

■サインツの加入はルノーの成長にとって重要

30歳のヒュルケンベルグは2018年シーズンを最初からチームメートとして一緒に戦うことになるサインツについて次のように語った。

「カルロスとはかなりの接戦になるだろうということは完全に分かっていたことさ。結局のところ、僕たちはみんな水で料理をしているに過ぎないんだ」

「サインツには才能もあるし速い。僕たちはまだチームとしての関係を築き始めたばかりだ。だけど、カルロスはチームの成長にとって重要だよ」

2010年にウィリアムズでF1デビューを飾り、その後フォース・インディア、ザウバー、そしてまたフォース・インディアへ復帰するといったF1キャリアを歩んできたヒュルケンベルグにとって自動車メーカーのワークスチームで走ることが夢だったという。

評価の高い23歳のサインツをチームメートに迎えた2018年にヒュルケンベルグやサインツ、そしてルノーがどういう活躍を見せるのかに大きな注目が集まることになりそうだ。

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2017年F1情報 ウィリアムズ セバスチャン・ベッテル ニコ・ヒュルケンベルグ ニュース ロバート・クビサ F1

ベッテルとヒュルケンベルグ、クビサのF1復帰に疑問符

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が、うわさされているロバート・クビサのF1復帰に疑問符を付けた。

■どうして今?とベッテル

2011年のF1シーズン開幕前に参戦したラリーで大クラッシュを起こしたクビサだが、来季ウィリアムズから8年ぶりにF1復帰を果たすことになりそうだとうわさされている。

「あのとき起きたことはものすごい悲劇だったと思うよ」

スイスの『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』にそう語ったベッテルは、次のように続けた。

「彼は将来のF1チャンピオンだとみなされていた。だけど、どうして彼が今これほどまでに復帰したがっているのか僕には理解できないんだ」

「どうして以前はそうしようとしなかったのかな?」

「彼にとってはいい物語になるだろうね。だけど一方では、やはりあのコックピットを獲得したいと思っている若手ドライバーたちには不運なことだからね」

■本当にレースに耐えられるの?とヒュルケンベルグ

ヒュルケンベルグも、もしクビサが復帰を果たせば「大きな話題」となるであろうことは認めつつ、本当に復帰して大丈夫なのかどうか不安も感じているようだ。

「テストでは速さがあることは分かるよ」

「だけど、モナコあるいはシンガポールでの1周目のレーシングアクションをシミュレートすることはできないんだ」

母国ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』にそう語ったヒュルケンベルグは、次のように付け加えた。

「彼が高いレベルでレースができることを願っているけれど、来年彼が実際にクルマに乗るまでそれは分からない。僕としては、彼の復帰のチャンスはフィフティー・フィフティーだと見積もっているよ」