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2017年F1情報 ニュース ルイス・ハミルトン F1

F1王者4冠のハミルトン、インスタグラムで炎上し全投稿を削除

2017年F1チャンピオンに輝き、F1王者4冠を達成したルイス・ハミルトン(メルセデス)が、自身のInstagram(インスタグラム)の過去の投稿をすべて削除した。

ハミルトンはクリスマスに投稿した動画が世界中から非難され炎上する事態となっており、それが削除の原因と思われる。

ハミルトンは動画でピンク色のお姫様のドレスを着た甥っ子の姿を見ながら「男の子はお姫様のドレスなんて着ないもんだよ!」と述べていたことで「差別だ」という批判がされ、世界中で物議を醸していた。

その後ハミルトンはTwitterで「適切じゃないことに気がつき削除した。誰も傷つけるつもりはなかった。誰にでも選ぶ自由がある。今回のミスをどうか許してほしい」と謝罪した。

しかし「謝罪する必要はない」というコメントに対してハミルトンが「いいね」を押していたことでさらに炎上していた。

ハミルトンのInstagramは570万ものフォロワーがいるが、現時点では写真は一枚もなく「No posts yet(まだ投稿されていません)」という表示のみが出ている。

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2017年F1情報 シリル・アビテブール ニュース フラビオ・ブリアトーレ ルノーF1 F1

「現在の不振の責任はブリアトーレにある」とルノーF1首脳

ルノーF1のマネジングディレクターを務めるシリル・アビテブールが、ルノーのPU(パワーユニット)がライバルたちのものよりも劣っているのは、10年近く前にルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレの責任だと語った。

ブリアトーレはベネトンのチーム代表として1994年と1995年にミハエル・シューマッハを擁して2年連続でのF1ドライバーズタイトルを獲得。さらにそのベネトンを買収したルノーでもチーム代表を務め、2005年と2006年にフェルナンド・アロンソ(現マクラーレン)とともにF1タイトル2連覇を達成している。

その後、2008年のF1シンガポールGPにおいて当時アロンソのチームメートを務めていたネルソン・ピケJr.にわざとクラッシュするよう命じた「クラッシュゲート事件」により2009年にチームを離脱。そして2010年にはF1からの追放処分を受けていた。

■今もブリアトーレのツケを払わされているとアビテブール

アビテブールは、2014年に現行PUが導入された際にルノーがライバルたちとの戦いに乗り遅れてしまったのは、ブリアトーレがルノーのチーム代表を務めていたときに行った判断のせいだと主張している。

「ヴィリー・シャティヨン(ルノーF1本部所在地)のチームは、再構築が必要であり、そこにいる全員が共同作業を行っていくための学びを必要としている」

母国フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』にそう語ったアビテブールは次のように続けた。

「今もなお、我々は2007年にフラビオ・ブリアトーレが行った決断のツケを払わされているんだ。そのときエンジン開発を凍結することが決められ、何百人ものスタッフが解雇されてしまった」

「あれはF1からの撤退だった。だがその一方でメルセデスは活動を継続しており、イルモアを買収し、F1で何が起きるのかを予想しながらいくつものプロジェクトを展開することで将来に向けての投資を行っていたんだ」

2010年を最後にワークスチームとしてのF1参戦を停止したルノーは、その後はエンジンサプライヤーとしての活動にとどまったものの、レッドブルを4年連続のF1チャンピオンへと導いている。

だが、ルノーF1がルクセンブルクの投資会社であるジェニイに売却された後は、エンジン部門以外は大幅に活動が縮小。当時ルノーF1のエグゼクティブディレクターを務めていたアビテブールも2012年にはケータハムへ移籍しチーム代表に就任。しかし、2014年に同チームが破たんしたことにより、アビテブールはまたルノーへ復帰したという経緯がある。

■現在のルノーF1は組織再構築を開始したところ

ブリアトーレの判断によってそうした状況が生まれ、2014年から導入が予定されていた新世代PU開発への投資もあまり行われなかったことが現在の状況を招いたのだというのがアビテブールの主張だ。

「私が担当し始めてから、ヴィリー・シャティヨンで100名ほどのスタッフを採用した。責任を再分配することで、組織構造は明らかに修正されてきた」

そう続けたアビテブールは、次のように付け加えた。

「今、みんなに求められていることは、一緒に働き、言葉を交わさなくてもお互いに理解できるようにしていくことだ」

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2017年F1情報 トト・ヴォルフ トロロッソ ニュース ホンダ・レーシング マクラーレンF1 メルセデスAMG レッドブル F1

メルセデスがレッドブルへのPU供給を断った理由は?

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフが、レッドブルへのPU(パワーユニット)供給を断った理由を語った。

2017年のF1シーズンにおける重大ニュースのひとつにあげられるのが3年におよんだマクラーレンとホンダの関係が解消されたことだろう。

伝説的コンストラクターの復活として大いに注目されたマクラーレン・ホンダだったが、2015年のプロジェクト開始以来3年間にわたって悲惨とも言うべき低空飛行の連続となり、ついに2017年にマクラーレンがホンダとの関係解消に踏み切った。

■トロロッソ・ホンダを実現させたレッドブルの狙いは?

水面下で行われた“複雑な交渉”の結果、2018年からマクラーレンはルノーをパートナーとして迎えることになり、ホンダはレッドブルのジュニアチームであるトロロッソにワークスPUを供給することが決まった。

そして、うわさによれば、2018年のホンダPUのパフォーマンス次第では2019年にレッドブル・ホンダが誕生する可能性が高いと言われている。

実際のところ、かつて2010年から2013年までF1タイトルを独占してきたレッドブルとルノーだが、2014年に現行PUが導入されて以来、レッドブルがルノーに対して批判を繰り返したことから、両者の関係は悪化の一途をたどってきている。そして、最終的にレッドブルとルノーのパートナーシップは2018年で終了することになっている。

そうなった場合、レッドブルは2019年には現行PUサプライヤーのメルセデス、フェラーリ、ホンダのいずれかと手を組むしかなくなるわけだが、事実上メルセデスやフェラーリと組む可能性はかなり低いと考えられている。

■レッドブルにはパートナーに対するリスペクトが足りない

かつてレッドブルからPU供給の可能性について問い合わせを受けた際にその申し出を拒否したという経緯があるメルセデスだが、ヴォルフはその理由はレッドブルが長年のパートナーであったルノーに対する批判を繰り広げたことにあったと『ESPN』に次のように語った。

「それはまさに、彼らがそういうことを言って現在のパートナーの名声を傷つけるようなことをしているためだよ。だから彼らにはパートナーがいないんだ」

「F1では、これはプライベートライフだろうがビジネスライフだろうが、人生のすべてにおいて同じことが言えるが、妥協すること、そしてパートナーの強みや弱みを理解し、お互いに助け合うということが大事なんだ」

そう語ったヴォルフは、次のように締めくくっている。

「メルセデスにはそういう文化が根ざしているし、それが過去数年にわたって成功を収めることができた理由だよ。我々の価値観においては相手をリスペクトすることが非常に重要な位置を占めるものであり、我々が現在のパートナーたちを選んだ理由はそこにあるんだ」

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2017年F1情報 トト・ヴォルフ ニュース マクラーレンF1 メルセデスAMG F1

メルセデス「マクラーレンにPUを供給したかった」

メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフが、本当であればマクラーレンへPU(パワーユニット)と呼ばれるF1エンジンを供給したかったと語った。

■マクラーレンへの供給には時間切れだった

2015年にスタートしたマクラーレンとホンダのプロジェクトだったが、ついに結果を残すことなく2017年限りでその関係に終止符が打たれてしまった。

実際のところ、2017年のF1シーズン前テストにおいてすでにホンダPUの信頼性とパフォーマンスがライバルメーカーのものと比べて非常に低いことが明らかとなっていた。そしてマクラーレンではそのころから既存エンジンメーカーであるメルセデス、フェラーリ、そしてルノーとの交渉を開始していた。

だが、これまでに伝えられていた情報によれば、メルセデスとフェラーリはマクラーレンへのPU供給には前向きではなく、結果としてマクラーレンとしては最終的にルノーと契約するしかなかったのだと考えられていた。

しかし、ヴォルフは『ESPN』に次のように語った。

「我々はマクラーレンにエンジンを供給したかったんだ。問題はあまりにも時間がかかり過ぎたことで、2018年に彼らにエンジンを供給できるだけの体制を整えることができなかったんだ。単に、遅過ぎたんだよ」

■将来またマクラーレンと組む可能性も

ヴォルフは、しかし、将来的には再びメルセデスがマクラーレンへPU供給を行う可能性もあると次のように示唆した。

「将来の供給先に関しては決してどのチームも除外してはならない。だからマクラーレンであれほかの誰であれ、今後我々のパートナーとなる可能性はある」

ちなみに、マクラーレンとルノーは現在のF1エンジンルールが維持継続される2020年までの契約を結んだことが明らかとなっている。

現在、2021年以降のF1エンジンルールに関してF1オーナーのリバティ・メディアとF1エンジンメーカー、F1チームらが話し合いを行っているところだ。そして、2021年以降のエンジンルールがどう決着するかによっては、新たなF1エンジンサプライヤーが参入してくる可能性もあると考えられている。

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2017年F1情報 2018年F1情報 トロロッソ ニュース ヘルムート・マルコ ホンダ・レーシング レッドブル F1

【トロロッソ・ホンダ】予想よりも早く力を示すはずだとレッドブル首脳

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、2018年にはトロロッソ・ホンダがシーズン序盤からかなりのパフォーマンスを示すはずだとの考えを示した。

2015年にマクラーレンと組んでPU(パワーユニット)サプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだったが、3年目の2017年もパフォーマンスと信頼性不足に苦しめられてしまった。

結果として、マクラーレンは2017年限りでホンダとの関係を解消し、2018年以降はルノーからカスタマーPUの供給を受けることを選択。一方、ホンダはレッドブルのジュニアチームであるトロロッソにPUを供給することになった。

マクラーレンとは結果を残すことができなかったホンダだが、2017年シーズンに搭載していたルノーPUの信頼性不足に悩まされたレッドブルとトロロッソは、2018年からトロロッソがホンダPUに移行することを非常に前向きにとらえている。

■トロロッソ・ホンダ誕生に満足

レッドブル首脳のマルコは、F1公式サイトによるインタビューの中で次のように語っている。

「(2017年シーズンには)トロロッソのスタートはまずまずだったんだ。その後、彼らは信じられないような信頼性問題を抱えてしまった。まさに信じられなかったよ! そして、クルマの開発に関しても目指していたようなところには至っていなかった」

「今、彼らはホンダと協業する来年に向けて集中している。正式発表されて以来、それに全力で取り組んできているんだ」

「トロロッソとホンダの協業については非常に満足している。トロロッソは競争力のあるシャシーを製造することに全力をつぎ込んでいくだろう」

■2019年にはレッドブル・ホンダ誕生も

74歳のマルコは、ホンダがその本当の力を発揮する日は意外とすぐにやってくるだろうと次のように続けた。

「我々は本当にホンダを信じているんだ。そうでなければこういう契約など結ばなかっただろう。私は彼らの施設や勝利への決意に非常に感銘を受けた。あとはすべてをうまくまとめあげるだけだし、みんなの予想よりも早くその時がやってくると思うよ」

そう語ったマルコは、2019年にレッドブル・ホンダが誕生することを強く示唆するように次のように付け加えている。

「我々も非常に密接に見守っていくつもりだし、2019年に向けてはあらゆるチャンスがあるよ」

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2017年F1情報 2018年F1情報 ケビン・マグヌッセン ニュース ハースF1 ル・マン24時間 F1

現役F1ドライバーが続々参戦・・・うわさのマグヌッセン、デイトナやル・マンへの出場は?

少し前に、ハースのケビン・マグヌッセンが2018年1月にアメリカで開催されるデイトナ24時間レースに出走することになるだろうとの報道が行われたが、どうやらこれが実現することはなさそうだ。

2018年のデイトナ24時間レースには、現役F1ドライバーの中からフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とランス・ストロール(ウィリアムズ)が参戦することが明らかとなっている。そして、これにマグヌッセンも加わることになりそうだと報じられていた。

ハースF1の技術パートナーを務めているイタリアのレーシングカー製造会社ダラーラがデイトナ24時間に参戦するアクション・エクスプレス・レーシングのパートナーでもあることから、ダラーラが間を取り持つ形でマグヌッセンの参戦が検討されていたものだ。

だが、どうやらその一連の交渉は不調に終わったようだ。

マグヌッセンは、母国デンマークの『BT』紙に次のように語った。

「チームとは何度か話し合いを行ったよ。だけど、さまざまな理由により、契約には至らなかった。またの機会を待つしかないね」

そう語ったマグヌッセンは、「今年(2018年)はル・マンで走るチャンスもないよ」と付け加え、2018年6月に開催されるル・マン24時間レースに出走する可能性もないことを明らかにしている。

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2017年F1情報 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ニュース マックス・フェルスタッペン メルセデスAMG ルイス・ハミルトン レッドブル F1

「フェルスタッペンはハミルトンにもひけをとらない」とオランダの先輩ドライバー

オランダ出身の元F1ドライバーであるギド・ヴァン・デル・ガルデが、母国の後輩であるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2017年に大きな成長を遂げたと語った。

■フェルスタッペンは大きく成長した

2013年にケータハムのドライバーを務めていたヴァン・デル・ガルデは、20歳のフェルスタッペンについて母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』に次のように語った。

「マックスは人間的にも大きく成長したと思うよ。だって、サーキットで何度も失望する目にあったのに、それに対処してみせたんだからね」

「それに、ドライバーとしてもかなり成長したと思う。予選では期待以上に大きな前進を見せたしね」

ヴァン・デル・ガルデが指摘したように、フェルスタッペンは2017年には全20戦中13戦の予選でチームメートのダニエル・リカルドを上回る成績を残している。

■フェルスタッペンはハミルトンとも戦える

ヴァン・デル・ガルデは、こうしたことから見て、フェルスタッペンはもう今年通算4回目のF1チャンピオンとなったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)とも互角に戦えるはずだと考えている。

「もちろん、ハミルトンは今年もそれを目の当たりにしたように本当にいいドライバーだよ」

そう語った32歳のヴァン・デル・ガルデは次のように付け加えた。

「だけど、僕はマックスならハミルトンが相手でもうまくやれると思うよ」

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2017年F1情報 ニキ・ラウダ ニュース バルテリ・ボッタス メルセデスAMG ルイス・ハミルトン F1

ボッタスを選んだのは正解だったとニキ・ラウダ

メルセデスAMGの非常勤会長ニキ・ラウダが、2017年にルイス・ハミルトンのチームメートを務めたバルテリ・ボッタスは非常にいい仕事をやってのけたと語った。

■メルセデスAMGから突然の指名を受けたボッタス

2016年に自身初のF1ドライバーズタイトルを獲得したニコ・ロズベルグが突然F1引退を発表したことから、メルセデスAMGとしては急きょ2017年に向けてその後任ドライバーを探さなくてはならなくなった。

そこで白羽の矢が立てられたのが2013年のF1デビュー以来、ウィリアムズ一筋でF1キャリアを歩んできていたフィンランド人ドライバーのボッタスだった。

■ボッタスではメルセデスには役不足?

そのボッタスは2017年シーズンには3勝をあげ、ハミルトン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に次ぐドライバーズランキング3位でメルセデスAMGでの初シーズンを終えている。

だが、F1関係者の中には、メルセデスAMGはボッタスではなく、例えばフェルナンド・アロンソのようにもっと名の通ったスタードライバーを獲得すべきだったという声があるのも事実だ。

■ボッタス獲得は正しい判断だったとラウダ

しかし、かつて3度F1王座についた伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように語った。

「ボッタスと契約するという決断は正しかったよ」

「私はニコが引退を決めた理由は知らない。だが、ハミルトンは、もう彼に勝つのはほぼ不可能なレベルにまで到達しているよ」

「今シーズンのクルマは乗りこなすのが楽なものではなかったが、それでも彼はミスを犯すこともなく素晴らしいレースをしてみせた」

そう語ったラウダは、その最強ハミルトンのチームメートとして、ボッタスはいい仕事をしてみせたと次のように付け加えた。

「ボッタスはルイスの後押しとなるいい仕事をやったよ。バルテリももう少しいいパフォーマンスを発揮することができるはずなんだが、クルマがあまり運転しやすいものではなかったし、彼もあれ以上クルマの力を引き出すことができなかったんだ」

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2017年F1情報 ニキ・ラウダ ニコ・ヒュルケンベルグ ニュース ヘルムート・マルコ マウリツィオ・アリバベーネ マックス・フェルスタッペン ロス・ブラウン F1

「グリッドガールを廃止する理由はない」とF1チーム首脳たち

数名のF1チーム首脳が、F1レースの花である“グリッドガール”を廃止する理由などないとの考えを示した。

■ロス・ブラウンがグリッドガール廃止を示唆

近年、レースサーキットにおけるグリッドガールは女性差別を象徴するものだという声もあり、実際WEC(世界耐久選手権)などではグリッドガールを廃止している。

最近、F1のモータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンが、F1でもこのグリッドガールについては今後廃止を前提として検討していく必要があると語ったことで、またこの問題がF1の世界でもちょっとした話題となっている。

F1現役ドライバーたちの中にはグリッドガール廃止反対派が多いと伝えられており、先週にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が「グリッドガールはいるべきだよ」と主張し、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)も「グリッドから宝石のように目を引く存在がなくなったら悲しいよ」と語ったと報じられていた。

■グリッドガールはF1に不可欠な存在

そして今週に入ってから、数名のF1チーム首脳がやはりグリッドガールは存続させるべきだとの考えを示している。

まず、フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネは次のように語った。

「グリッドガールはもう何年にもわたってF1にとって不可欠なものとなっている。ロス・ブラウンにはもっと気を配るべき複雑で重要な課題が別にあるはずだと思うよ」

また、メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダもザルツブルグの『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように語った。

「女性解放はまったく正しいことだよ。それに、実際のところ、すでに女性たちは我々(男性)を追い抜こうとしているところだ」

「だが、どうして女性がグリッドに立つことはもう許されないって言うんだい?」

■ほかにもっと心配すべきことがあるはず

さらに、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、グリッドガール廃止案に関して次のように語った。

「そんなこと想像もできないね」

「アメリカではどんな試合でも開始前、中間、終了後にチアリーダーたちが姿を見せるじゃないか。なぜF1ではこういうことをしてはいけないのか、私にはその理由が分からないよ」

そう語ったマルコは、次のように締めくくっている。

「我々にはほかに心配すべきことがあると思うよ」

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2017年F1情報 ニキ・ラウダ ニュース ヘルムート・マルコ ホンダ・レーシング マックス・フェルスタッペン メルセデスAMG レッドブル F1

フェルスタッペン、レッドブルとの契約延長の決め手はホンダだった

マックス・フェルスタッペンがレッドブルとの契約を2020年まで延長する決心をしたのは、ホンダのPU(パワーユニット)開発製造施設を見たことによるものだった。

2015年に17歳でF1デビューを飾り、翌2016年にはトップチームのレッドブルへと昇格したフェルスタッペンは、「新たなセナ」と呼ばれるなど、その並外れた才能でF1関係者やファンを魅了してきている。

一方、大きくシャシー関連レギュレーションが変わった2017年シーズン開幕前にはレッドブルが最強メルセデスAMGにとって最大のライバルとなるだろうと言われていた。

ところが、実際にシーズンが始まると、メルセデスAMG対フェラーリという図式が鮮明となり、レッドブルはその2チームから差をつけられた3番手チームという位置付けとなってしまった。

■大幅な年俸アップを勝ちとったフェルスタッペン

こうした状況を受け、フェルスタッペンはフラストレーションがたまっていることをあからさまにアピール。ちまたのうわさではレッドブルとの契約を中途解除してフェラーリもしくはメルセデスAMGへ移籍するチャンスを探っているようだと言われていた。

ところが、フェルスタッペンは10月にレッドブルとの契約を2020年まで延長したことを発表し、F1関係者たちを驚かせた。

これに関しては、フェルスタッペンのマネジメントチームがメルセデスAMGとの交渉をにおわせることで、レッドブルとの新契約によってフェルスタッペンの年俸を2500~3500万ドル(約28~50億円)という範囲にまで押し上げることに成功したようだとうわさされていた。

■フェルスタッペンとの交渉はなかったとラウダ

だが、メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、こうしたうわさに関して『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように主張した。

「我々はマックスにオファーを出したことなどないよ」

「私はヘルムート・マルコ(レッドブル首脳)といい関係を保っているし、話をしたり一緒に飛行機で移動したりすることもときどきあるんだ」

「今日もフェルスタッペンの話が出たから彼に言ってやったよ。彼らはかなりの金を節約できたはずだとね。なぜなら、我々は彼との交渉に入ったことなど一度もなかったんだからね」

■ホンダの施設を見て納得したフェルスタッペン

一方、レッドブルのマルコの方はフェルスタッペンとの契約を延長できたことに満足していると次のように語っている。

「我々は今後に向けた計画を彼にも伝えており、2020年までには最高の人材とエンジンに関するいい選択肢を手にすることになると保証したんだ」

「我々はさくら市にあるホンダの拠点を訪れたが、設備は非常に素晴らしいものだ。これで彼も納得したんだ」

「彼は当時の状況をうまく利用して報酬アップを勝ちとったよ。だがこれに関して言えば、彼(の報酬)はベッテルやハミルトンには遠く及ばないよ」

そう語ったマルコは、次のように付け加えた。

「もし彼がタイトルをとれば、彼ら(ハミルトンやベッテル)に近づけるだろうね。だが、我々は低い基準のサラリーの上に高額の賞金を用意しているんだ」