ウィリアムズで今季F1デビューを飾ったセルゲイ・シロトキンが、ロバート・クビサが自分からシートを奪うために妨害策を展開するのではないかとのうわさを否定した。

●ビルヌーブ、クビサはウィリアムズの開発を意図的に妨害するかも「僕ならやる」

■クビサは意図的に開発を妨害するとビルヌーブ

2011年シーズン前にラリー事故で大けがを負ったクビサだが、今年8年ぶりにウィリアムズからF1復帰を果たすのではないかと言われていた。だが、最終的にはウィリアムズは潤沢なスポンサー資金を持つロシア人ドライバーのシロトキンにシートを与え、クビサはリザーブ兼開発担当ドライバーとしてチームに加わることになった。

ところが最近、1997年にウィリアムズでF1チャンピオンとなった元F1ドライバーのジャック・ビルヌーブが、クビサは自分がシートを得られるようクルマの開発をわざと妨害し、シロトキンらがいい成績を残せないように試みるだろうと次のように語ったことが報じられていた。

「彼の夢は3番目のドライバーになることではなく、クルマでレースをすることだ。僕はこの点を軽視しない。僕が彼の立場ならば違いなくそうするよ」

■実際にそんなことをするのは困難

だが、22歳のシロトキンはそんなことはないと考えている。

「理論的には、それは可能だろうね」

『Sport FM(スポルトFM)』にそう語ったシロトキンは次のように続けた。

「だけど、僕はロバートのことを知っているし、彼はいい男だよ。そんなことをする人間じゃない」

「それに加えて、クルマを改善するという仕事に携わっているときは単に自分のためだけに改善するわけじゃない。だから、もし仮に彼がそうしたいと思っても、物理的にそれは簡単なことではないと僕は思うよ」

そう語ったシロトキンは次のように付け加えた。

「チームだって、パフォーマンスを改善するためにどうしてクルマにこういう変更を加える必要があるのかということを何度も検討することになるからね」

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