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ピレリ、無断で新構造のタイヤを導入していた?

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昨シーズン中にピレリが無断で新しい構造のタイヤを導入していたと知って、F1チームらが腹を立てていると報じられている。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、F1開幕戦オーストラリアGP(20日決勝)前に行われたF1競技委員長チャーリー・ホワイティングとチームとのミーティングの場で事態が明らかになったという。

ピレリは今季から、通常の層の下にグリップの低い層を重ねた2層構造のタイヤを導入している。これを最初に試したのは、2015年最終戦アブダビGP後に行われたテストだと思われていたが、チームらに伝えられないままに昨年11月のブラジルGPですでに導入されていたというのだ。

これは、昨年までロータス担当だったピレリのエンジニアが、誤ってEメールをチームに転送したことで発覚したという。

「これではアブダビで何をテストしたのか分からない」というあるチームの技術責任者の言葉を紹介し、チームらはこの事態に腹を立てていると記事は伝える。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は次のように書く。

「タイヤサプライヤーは、タイヤの技術的な変更に関してチームとFIA(国際自動車連盟)に伝達する義務がある」

「問題は、このスキャンダルが何らかの事態に発展するかどうかだ」

■ピレリは報道を否定

ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、この報道を否定している。

「ブラジルのタイヤは、メルボルン(2015年開幕戦)とまったく同一のものだった」

「われわれは2015年シーズン通してタイヤの仕様を変えていない」

ピレリが2層構造に変更したのは、急激に性能が劣化する「崖」と呼ばれる現象を引き起こすためだった。ヘンベリーはこれを2017年以降も続けたいと話している。

「われわれが望んだようには機能していないが、今後もこの構造でいく」

「これを2017年のタイヤにも取り入れたいと考えている。別の層を異なる色にするかもしれない」

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