F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、フォース・インディアが財政破たん状態に陥っているのではないかとのうわさを否定した。

2月1日(日)から始まった今年最初のF1公式シーズン前テストへの参加を見合わせたフォース・インディアに関し、財政危機に陥っているようだとのうわさがささやかれており、メルボルンで行われる今シーズンの開幕戦オーストラリアGP(3月15日決勝)への参戦も難しいのではないかとの報道さえ行われている。

これに対し、フォース・インディアの代理人は2日(月)に次のように語っていた。

「我々は間違いなくメルボルンへ行くし、バルセロナでのテストに参加する計画もしている」

だが、翌日の3日(火)には、2月後半に2回に分けてバルセロナで行われる予定となっているシーズン前テストのうち、最初のテストにもフォース・インディアが参加できないことが間違いないようだとの報道も行われている。

フォース・インディアのオーナーであるビジェイ・マリヤは経営破たんに陥ったキングフィッシャー航空問題などで非常に厳しい状況に置かれていることはよく知られており、共同オーナーであるサハラのスブラタ・ロイもいまだに収監されたままとなっており、そうしたことからもフォース・インディアの運営にも支障が出ているのは確かだと考えている者も多い。

だがエクレストンは、ドイツのメディアが、「先週開催されたストラテジー・グループ(有力チームによって構成されるF1の意思決定機関)の会合においてフォース・インディアが破たん寸前の状態であることが明らかになった」と報じたことに対し、次のように語り、そうした事実はないと否定した。

「火曜日(1月27日)にストラテジー・グループの会合などなかったよ」

だが、イタリアの『Omnicorse(オムニコルセ)』は、アメリカの投資家がフォース・インディアの買収に向けた詳細な調査に入ったと報じ、「今後数日が非常に重要になるだろう」と付け加えている。

一方、エクレストンは、昨シーズン終盤にF1の収益分配や意思決定システムに関して批判の声を上げたロータスのチームオーナー兼代表であるジェラルド・ロペスを追い出すためにロータスF1チームを買収できる投資家を探しているようだと報じられたことについても否定し、自分にとってロペスは「友人だ」と主張したと伝えられている。