エイドリアン・スーティル(カーナンバー20、VJM02/01)
フリー走行1回目:12番手、1分51秒544(14周)
フリー走行2回目:12番手、1分49秒710(31周)

ビタントニオ・リウッツィ(カーナンバー21、VJM02/04)
フリー走行1回目:18番手、1分52秒905(23周)
フリー走行2回目:18番手、1分50秒605(28周)

シンガポールのマリーナ・ベイ・サーキットがライトで照らされ、27日(日)のシンガポールGP決勝に向けた準備が始まった。

2回とも赤旗で中断されることになったが、ビタントニオ・リウッツィは2度のセッションを利用して、これまで走行したことがない、23個のコーナーを持つ、全長5.067kmの曲がりくねったコースに慣れていった。リウッツィはサーキットとマシンの高いダウンフォース設定の両方からグリップを得ることができたため、1日を通してタイムは着々と良くなっていった。2度のセッションとも、全体の18番手タイムを刻んでいる。

エイドリアン・スーティルは、今週に投入された、新しい空力パッケージの評価を午前中に行った。このアップグレードはフロア、ディフューザー、そしてボディワークの修正を特徴としている。しかし、計測ラップでトラフィックに捕まってしまい、12番手という残念な順位で終えた。午後はロングラン、ショートラン、さらにタイヤ評価というプログラムを完了することができたおかげで、少しはいい成果を見せることができたものの、またも渋滞でタイムをロスしてしまい、午後のセッションも12番手で終えている。

エイドリアン・スーティル
「クルマにはとても満足しているけど、特にソフト側のタイヤでグレイニングのトラブルに見舞われていたから、リアのグリップを判断することは難しいよ。やることはたくさんある。でもまだ初日だからね。僕たちはもっとうまくやれると思うし、上位のグループに、もう少し近づけると思う。もっと速いタイムを出すことができたと感じているけれど、マシンが本当に詰まっていたからね。それで1回目と2回目のラップでタイムを失ったんだ。それでも僕たちはポイント圏内に入ることができると思っているから、予選ではトップ10には入りたいね。それが僕たちのこの週末の目標なんだ」

ビタントニオ・リウッツィ
「初日はまあまあだった。僕にとってもっとも重要なことは、サーキットを学ぶこととトラックやバンプ、縁石に慣れることだった。僕たちは正しい方向に向かっていると思う。バランスには少し苦しんで、何の成果も挙げられなかったけど、多くのテストをしてタイヤを理解しようと努めたんだ。僕たちは学んでいる途中にあると思っているから、明日はもっともっと良くなるよ。まだバランスを見出していなくてやることはたくさんある。でもそれを考えるには夜があるからね!」

ドニミク・ハーロウ(チーフレースエンジニア)
「シンガポールの初日のスタートでは、サーキットの準備がまったく整っていない状態で、ほこりっぽかった。それゆえに、少しオーバーステアが出てグリップが低くなったんだ。これはレース状況でのさまざまなクルマのシステムを安定させるのと同様、最初のセットアップ作業の対象になったよ。トニオ(リウッツィの愛称)は最初のセッションで、慣れることに集中した。ここで走行した経験がないからね。エイドリアンは開発したパーツを確認したよ。2回目のセッションでは、タイヤ比較とセットアップ作業が続いた。改良の幅は大いにあるが、レースでのパフォーマンスはかなり可能性がありそうだね」