埼玉県越谷市のショッピングモール、越谷レイクタウンで22日(火・祝)、今季のタイトル争いを繰り広げているレッドブルがデモ走行イベント“Red Bull Racing Showrun in イオンレイクタウン”を行った。多くの観客は、間近で見るF1の迫力に魅了された。

会場となったレイクタウンの敷地内に特設コースが設置され、まずは昨年に現役を引退したデビッド・クルサードが走行を担当。クルサードが走行を始めると、手が届きそうなところを走るF1マシンの迫力に、集まったファンが大歓声をあげた。クルサードは途中、レース中と同じようにロリポップを使い、ピットからのスタートのデモを行いながら、コースを数周走った。そしてドーナツターンを披露して走行を終了させた。

だが、今回のデモ走行はこれで終わりではない。今週末にシンガポールGPを控えているレースドライバーのマーク・ウェバーも会場に来ており、ウェバーもデモ走行を行ったのだ。ウェバーも特設コースで、ピットスタートのデモやドーナツターンを行いながら走行。サーキットでのレース観戦とは違い、目の前を走るF1マシンの姿に、詰めかけた多くのファンが興奮していた。

デモ走行終了後は、川井一仁氏(モータースポーツ・オブザーバー)を交えてのトークショーや、ファンを対象にしたフォトセッションも行われ、非常に内容の濃いイベントとなった。

イベント後にはウェバーとクルサードが報道陣のインタビューに応じた。

ウェバーは、今までで最も印象に残っている日本GPについて、ウィリアムズ在籍時の2005年だと語り、次のように続けた。

「フェルナンド(アロンソ/ルノー)とバトルをしたし、キミ(ライコネン/当時マクラーレン、現フェラーリ)が最終ラップにフィジケラ(ジャンカルロ・フィジケラ/当時ルノー、現フェラーリ)を抜いて、衝撃的なレースだったよ」

そしてF1参戦8年目にしてつかんだ初優勝については、このように語っていた。

「もちろん勝利は特別なものだったよ。オーストラリア人としても28年ぶりの優勝だったからね」

最後にはクルサードが、来季もレッドブルにとどまり、テレビの解説を続けながら、レースにかかわっていくと語った。しかしクルサードは、自身がレースに参加する予定はないとのことだ。

レッドブルのデモ走行イベントは日本GP直前にも行われる。三重県営鈴鹿スポーツガーデンで“交通安全キャンペーン出会いふれあいフェア2009「F1マシンデモ走行」”にレッドブルのF1マシンが登場する予定。

今回のイベントに登場したウェバーは今週末、シンガポールGPを戦うことになる。シンガポールGPは25日(金)現地時間18時(日本時間19時)に開幕する。