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2009年シンガポールGPプレビュー(BMWザウバー)

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F1の歴史上で初めて照明を使ったレースが開催された1年前、各チームと観客は闇に浮かび上がった、幻想的な光景の一部となっていた。他では経験できないものであったため、2年目のシンガポールGPに向けて、期待が大きくなっている。シンガポールGPは9月27日(日)、現地時間20時(日本時間21時)にスタートする。

チーム売却に関し、出資者との合意が結ばれたため、BMWザウバーF1チームは2009年シーズン終盤に向け、さらに勢いをつけることができた。F1.09は、大幅に空力を改良された状態でシンガポールのグリッドへ並ぶことになる。ロバート・クビサとニック・ハイドフェルドは、シンガポールのストリート・サーキットでの戦いを心待ちにしている。

ロバート・クビサ
「シンガポールGPは本当に楽しみだよ。みんな知っていると思うけど、僕はストリート・サーキットが大好きなんだ。とても挑戦しがいのあるコースなんだよね。特に最終セクターは曲がりくねっていて、コーナーの数も多いんだよ。このトラックは常設のサーキットではないから、初めはグリップがかなり低いんだけど、日を追うごとにグリップが向上していくんだ。ドライバーとエンジニアは、グリップがどれくらい向上するのかを予想して、セットアップやバランスを決める必要がある。チームはシンガポールに向けて、大幅な改良を予定している。クルマの競争力が高くなって、驚くようなペースを見せられるといいね」

「去年は路面がすごくバンピーで、あまりにもバンピーすぎる場所もあった。1回目のナイト・セッションが行われるまでは、ドライバーが視認性の心配をしていたけど、心配する必要はなかったね。うまい具合に照明が運用されていて、驚いたくらいだよ」

ニック・ハイドフェルド
「シンガポールでのレースは、何週間も前から楽しみにしていたんだ。いくつか改良が行われる予定だからね。シミュレーションの結果はかなり期待の持てるものだったし、クルマも良さそうだよ」

「去年のレースで分かったことだけど、シンガポールでのオーバーテイクは事実上、不可能だ。ペナルティーを受けて6番グリッドから9番グリッドへ降格になったから、6位フィニッシュが限界だったよ。スピードはあったんだけどね。シンガポールでは、モナコと同じくらいグリッドポジションが重要になるんだ」

「このグランプリの特殊性や、その雰囲気のおかげで、去年のシンガポールGPは僕にとって、シーズンの中でも最高の週末になった。新しいものだったし、全員が興奮できるようなものだったからね。後になってテレビの映像や、写真を見ても最高だと思ったよ。人工的な照明は、まったく違ったものを作り出すね。僕はヨーロッパ時間での生活を維持することも苦にならないから、予選やレースに向けて、調子を整えられると思う。楽しいくらいだよ。体内時計を調整するために、夜の3時になっても各チームが夜の3時になっても起きているのは少し不思議な感じがするけど、とても楽しめるんだ」

マリオ・タイセン(BMWモータースポーツディレクター)
「昨年に初めて開催されたF1のナイトレースは、魅力的なもので、華々しさと、刺激的な雰囲気を醸し出していた。雰囲気という観点から言えば、シンガポールはシーズンでも最高だったと言える。グランプリを取り巻くものすべてが、ほかに例を見ないものだった。昨年は、現地の時間帯に生活のリズムを合わせず、ドイツ時間のままの生活リズムを維持したことがうまく作用した。なので、今年もそうする予定だ。大幅に改良したクルマを投入することもあり、非常に楽しみにしている」

「モンツァの予選でエンジンに問題が起きた原因は、バルブ・ギアの品質だった。そのため、問題が起きたエンジンは2度と使うことができない。両ドライバーともスパで使用したエンジンをモンツァの決勝でも使用したので、まだ残されているエンジンは、新品が1基ずつと、中古のエンジンが数基だ。この先は、エンジンの数が足りるのかということが問題になってくる。もし数が足りずに9基目を使用することになれば、10グリッド降格のペナルティーを受けることになる」

ウィリー・ランプ(エンジニアリング責任者)
「シンガポールは、2008年シーズンのハイライトとなった。F1初のナイトレースであり、特別なイベントになったことは疑いようがない。このサーキットは非常にコーナーの数が多く、ドライバーは休む暇がない。それに加え、非常にバンピーな場所もいくつかあった。主催者側はこの問題に対する批判を真摯(しんし)に受け止め、路面の一部を再舗装した。低速コーナーの数が圧倒的に多いため、特にトラクションが重要になってくる」

「バレンシアでの大規模な改良に続き、われわれはシンガポールに向けても大幅に改良したパッケージを投入する。空力面では、新しいフロントウイング、より深くえぐられたサイドポッド、開発を進めたダブルディフューザー、改良されたリアウイングを持ち込む。それだけではなく、ギアボックスも新しいものになった。なので、シンガポールでは大きく進歩することを期待している」

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